ライフネット生命保険株式会社では、9月2日~3日の期間に生命保険の加入実態と意識を探る調査を実施し、その結果を10月末に発表した。そこから、加入者の意外な実態が分かった。
この調査の対象は、生命保険に加入している20代~50代の男女1,000名。加入している保険は、自社・他社を問わないとした。気になる調査結果の内容は次のとおり。
・生命保険の加入状況
加入件数は「1件」というのが66.4%でトップ。平均加入件数は1人当たり「1.5件」となっている。加入している保険の種類は、「医療保険」の43.4%が最も多い。
・支払っている保険料
月額の1人当たりの支払保険料は、「10,000円~20,000円」(22.5%)が最も多い。月額で平均支払う保険料の総額をみると、1人当たり14,853円となるらしい。月額の支払保険料は高いと感じる人は32.2%であるにもかかわらず、加入している生命保険の内容をどの程度理解しているかを聞くと、全てを理解している人は16.1%だった。逆に、理解していない人(少し・かなり・全く分からない)は83.9%と、かなりの割合を占める。特約が増え、内容が複雑になれば理解しにくくなるのも当然かもしれない。
・生命保険への不安、不満
保険の内容を理解していない人の割合が多いことを受け、それについて不安に感じる人は87.8%にもなる。生命保険への不満を持つ人が71.6%というのも納得できる。
・不満の内容
不満の内容では、35.0%の「保険料の負担が大きい」がトップ。「保障内容が分からない」「支払条件や約款内容が複雑で分からない」という、生命保険の分かりにくさに対する不満が目立つ。このような点を受け、加入している保険を見直したいという人は70.1%に。
・理想の生命保険
それでは、加入者が望んでいる生命保険はどのようなものか。理想の生命保険の条件は、「保険料が安い」の45.4%が最も多い。「保障内容が分かりやすい(38.8%)」「保険料が値上がりしない(38.2%)」がそれに続く。生命保険に求めることの項目では、保障内容は「必要最低限で十分」と考える人の割合が74.8%も占めている。多くの人が望んでいるのは、保険料が安く、保障内容が最低限で分かりやすい生命保険ということになる。現在の保険とは逆の方向性といえる。
なお、生命保険に加入したきっかけについては、「社会人になったから」が21.9%で最多。「結婚したから」の18.1%がそれに続く。生命保険の加入は、人生の転機が大きな要因のようだ。
