損害保険の大手6社が、2008年9月中間連結決算を19日に発表。世界的な金融危機の影響を受け、5社の最終損益が減益という厳しい状況が明るみとなった。
業績を発表した損害保険の大手とは、次の6社である。(単位:億円)
・東京海上ホールディングス株式会社
経常収益:19,592(3.4%)
最終損益:180(-75.9%)
・三井住友海上火災保険株式会社
経常収益:10,388(-4.0%)
最終損益:123(-59.4%)
・株式会社損害保険ジャパン
経常収益:9,178(-4.3%)
最終損益:227(-56.3%)
・あいおい損害保険株式会社
経常収益:5,372(-5.5%)
最終損益:57(-43.7%)
・日本興亜損害保険株式会社
経常収益:4,716(-0.8%)
最終損益:128(2.2%)
・ニッセイ同和損害保険株式会社
経常収益:1,557(-2.5%)
最終損益:25(-46.4%)
日本興亜損保を除いた全ての会社で、最終損益が減益という結果になった。損保ジャパンでは最終損益予測を修正し、黒字から赤字転落という見通しだ。日本興亜損保の最終損益が減益とならなかったのは、海外投資を抑えたため損益があまり発生しなかったというのがその理由のようだ。
このような厳しい状況の原因として、世界的な金融危機の影響がある。各社とも、金融危機関連の損失が膨らんでいる。また、国内での新車販売の低下により、損害保険各社の主力商品である自動車保険の不振も挙げることができる。さらには、改正建築基準法施行の影響で住宅着工戸数が減少しているために、火災保険の販売も振わないのだという。
世界的な金融危機により、自動車業界、不動産業界、保険業界がこのような形で連鎖している…。 ![]()
